トラフォード

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▼州 マンチェスター州
▼人口 22万人
イングランド北西部の主要都市。綿工業などが発展し、産業革命において中心的役割を果たした。その際に建設された織物工場や運河のネットワークが今なお残っていると同時に、大きなビルなどの近代都市の側面も持ちあわせている。

マンチェスターに属する行政区であるトラフォードをホームタウンとしています。
マンチェスター・ユナイテッド

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▼正式名称 マンチェスター・ユナイテッドFC
▼愛称 The Red Devils(赤い悪魔)
赤い悪魔

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1950年代の黄金時代は「Baspy Babes」(バスピー監督の息子たち)と呼ばれていた。1958年に「ミュンヘンの悲劇」で8人の選手が亡くなり、この名称は使われなくなりました。バスピー監督は、マンチェスター近郊を本拠地とするラグビーチームが「赤い悪魔」と呼ばれていることを知り、これまでの「Babes」より迫力のある「Devils」を使用した「赤い悪魔」が誕生しました。

「赤い悪魔」はラグビーチームが由来の愛称でした。

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マンチェスター鉄道

マンチェスターの鉄道員が中心となって創設。「ニュートン・ヒース・ランカシャー&ヨークシャー・レイルウェイズFC」
クラブ名を改称。
1902年に経営難から破産。オーナーを変更し、クラブ再建に伴い、クラブ名も改称された。

もともとは鉄道会社の社員が中心となって創設されました。
オールド・トラッフォード
開場:1910年
収容人数:74,879人

数々の名勝負・名試合がここで行われてきたことから “The Theatre of Dreams”(シアター・オブ・ドリームズ、夢の劇場)という別名を持っています。

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「赤い悪魔」が採用されたのは、1973年からになります。

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赤い悪魔

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クラブの愛称にもなっている「赤い悪魔」。もともとはマンチェスター領主のエンブレムにあった斜めの3本線(市内を流れる3つの川)を、商標化の際に赤い悪魔に変更した。
1960年代後半、多くのチームが、チームの商品の海賊版の問題に悩まされた。その海賊版を締め出すために、ほとんどのクラブがエンブレムを商標化することとなったが、市の紋章などをアレンジして使用していたユナイテッドは、作り直す必要があり、現在のようなエンブレムとなった。

クラブの創設は1878年ですが、エンブレムに「赤い悪魔」が描かれたのは1973年からです。
帆船

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「帆(ほ)」に風を受けて推進力とする船。港湾都市であるマンチェスター市を象徴するもの。

帆船はマンチェスター・シティのエンブレムにも見られるモチーフですが、どちらもマンチェスター市の紋章が由来になっています。
バラ

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当時、マンチェスター市はランカシャー州に属しており、ばら戦争で知られるランカスター家は「赤いバラ」であった。しかし、エンブレムには赤色ではなく、なぜかヨークシャーの「白いバラ」が描かれていた。

「ローズダービー」として知られるマンチェスター(ランカスター家)とリーズ(ヨーク家)の対立構図はイングランドの王権を巡って繰り広げられた「バラ戦争」から始まっています。

かつてあった赤いバラも商標化の際に、現在のサッカーボールに変更となりました。
MANCHESTER UNITED

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クラブ名

上下のリボンに、クラブ名が配置されています。
いかがだったでしょうか。普段はYouTubeで、サッカーエンブレムの解説動画を投稿しています。世界中のクラブを取り上げていきますので、ぜひご覧ください!