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【エンブレムに船と赤いバラが描かれているのはなぜ?】マンチェスター・シティ【プレミアリーグ】

ホームタウン

マンチェスター

football emblem

Manchester

▼人口 55万人

イングランド北西部の主要都市。綿工業などが発展し、産業革命において中心的役割を果たした。その際に建設された織物工場や運河のネットワークが今なお残っていると同時に、大きなビルなどの近代都市の側面も持ちあわせている。

エンブレム
エンブレム

マンチェスターという地名は、「胸」「乳房のような丘」を意味するラテン語「マムキアム(Mamuciam)」と「駐屯地」「城」を意味する古英語の「ケステル(ceaster)」を合わせたものになります。

市章

クラブ

マンチェスター・シティ

football emblem

Manchester City Football Club

▼正式名称 マンチェスター・シティFC

▼愛称 City, The Citizens, The Sky Blues

エンブレム
エンブレム

現在では収入規模が世界TOP10に入るメガクラブになりました。

シチズン

football emblem

The Citizens

クラブ名にある「city」をもじったチームの愛称

エンブレム
エンブレム

同じマンチェスターを本拠地とするマンチェスター・ユナイテッドが世界規模、全国区であるのに対して「真のマンチェスター市民のクラブ」と呼ばれています。

ヒストリー

football emblem

【1880】「Gorton Athletic」

セントマークス教会が地元ゴートンの高い失業率に悩まされていた若い男性たちに活動の場を提供するために結成された。

【1887】「Ardwick Association Football Club」

ゴートン・アスレティックがウエスト・ゴートンと合併し、プロクラブとして「アーディックAFC」が結成。

【1894】「Manchester City」

現在のクラブ名へと変更。

エンブレム
エンブレム

失業率の高かった街で、暴力やアルコール依存症を抑制しようと活動の場を提供したのが始まりという、まさに「市民のためのクラブ」といえます。

スタジアム

エティハド・スタジアム

Etihad Stadium

開場:2002年
収容人数:55,097人

エンブレム
エンブレム

エティハドは、アラブ首長国連邦(UAE)にある国営の航空会社です。命名権契約を結ぶ前は「シティ・オブ・マンチェスター・スタジアム(City of Manchester Stadium)」と呼ばれていました。

過去のエンブレム

football emblem

【1880-1894】

・セント・マークス&ウエスト・ゴートン

【1894-1960】

マンチェスター市の紋章

【1960-1970】

・マンチェスター市の紋章を簡略化したクラブ独自のエンブレム

【1970-1972】

・カラーリングが変更された

【1972-1976】

・市内を流れる3本の川を表していた斜めの3本ラインが、赤いバラに置き換えられた

【1981-1997】

・青と赤が、濃い色味に変更された

【1997-2016】

・大きな鷲(わし)は、市の紋章に見られたモチーフそのもの。

・上部に輝く3つの星は優勝回数ではなく、「ヨーロッパ的」な雰囲気を出すために付け加えられた装飾であった。

・下部のリボンにはクラブのモットーである「Superbia in Praelia」とラテン語で書かれており、英訳すると「Pride in Battle」を意味している。

【2016-present】

・マンチェスター市を象徴する「帆船」

・市内を流れる「3本の川」

・ランカスターの「赤いバラ」

エンブレム
エンブレム

2016年に、現在のデザインに変更されました。

現在のエンブレム

football emblem

帆船

football emblem

Sailing Ship

「帆(ほ)」に風を受けて推進力とする船。港湾都市であるマンチェスター市を象徴するもの。

1960年代後半、多くのチームが、チームの商品の海賊版の問題に悩まされた。その海賊版を締め出すために、ほとんどのクラブがエンブレムを商標化することとなったが、市の紋章などをアレンジして使用していたユナイテッドは、作り直す必要があり、現在のようなエンブレムとなった。

エンブレム
エンブレム

マンチェスター・ユナイテッドのエンブレムにも同じように帆船が描かれていますが、こちらもマンチェスター市の紋章をもとにデザインされています。


3本の川

football emblem

Three rivers

マンチェスターを流れるアーウェル川、メドロック川、アーク川

エンブレム
エンブレム

市内を流れる3本の川を斜めのラインで表現しています。


赤いバラ

football emblem

Rose

マンチェスター市がかつて属していたランカシャー州にあり、ばら戦争で知られるランカスター家を象徴する「赤いバラ」

エンブレム
エンブレム

当時、マンチェスター市はランカシャー州に属しており、ばら戦争で知られるランカスター家は「赤いバラ」であったことに由来しています。


MANCHESTER CITY/1894

football emblem

MANCHESTER CITY/1894

クラブ名/現在のクラブ名に変更した年

エンブレム
エンブレム

白い円状に描かれています。

YouTube

いかがだったでしょうか。普段はYouTubeで、サッカーエンブレムの解説動画を投稿しています。世界中のクラブを取り上げていきますので、ぜひご覧ください!


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