マンチェスター

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▼人口 55万人
イングランド北西部の主要都市。綿工業などが発展し、産業革命において中心的役割を果たした。その際に建設された織物工場や運河のネットワークが今なお残っていると同時に、大きなビルなどの近代都市の側面も持ちあわせている。

マンチェスターという地名は、「胸」「乳房のような丘」を意味するラテン語「マムキアム(Mamuciam)」と「駐屯地」「城」を意味する古英語の「ケステル(ceaster)」を合わせたものになります。
マンチェスター・シティ

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▼正式名称 マンチェスター・シティFC
▼愛称 City, The Citizens, The Sky Blues

現在では収入規模が世界TOP10に入るメガクラブになりました。
シチズン

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クラブ名にある「city」をもじったチームの愛称

同じマンチェスターを本拠地とするマンチェスター・ユナイテッドが世界規模、全国区であるのに対して「真のマンチェスター市民のクラブ」と呼ばれています。

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セントマークス教会が地元ゴートンの高い失業率に悩まされていた若い男性たちに活動の場を提供するために結成された。
ゴートン・アスレティックがウエスト・ゴートンと合併し、プロクラブとして「アーディックAFC」が結成。
現在のクラブ名へと変更。

失業率の高かった街で、暴力やアルコール依存症を抑制しようと活動の場を提供したのが始まりという、まさに「市民のためのクラブ」といえます。
エティハド・スタジアム
開場:2002年
収容人数:55,097人

エティハドは、アラブ首長国連邦(UAE)にある国営の航空会社です。命名権契約を結ぶ前は「シティ・オブ・マンチェスター・スタジアム(City of Manchester Stadium)」と呼ばれていました。

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2016年に、現在のデザインに変更されました。

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帆船

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「帆(ほ)」に風を受けて推進力とする船。港湾都市であるマンチェスター市を象徴するもの。
1960年代後半、多くのチームが、チームの商品の海賊版の問題に悩まされた。その海賊版を締め出すために、ほとんどのクラブがエンブレムを商標化することとなったが、市の紋章などをアレンジして使用していたユナイテッドは、作り直す必要があり、現在のようなエンブレムとなった。

マンチェスター・ユナイテッドのエンブレムにも同じように帆船が描かれていますが、こちらもマンチェスター市の紋章をもとにデザインされています。
3本の川

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マンチェスターを流れるアーウェル川、メドロック川、アーク川

市内を流れる3本の川を斜めのラインで表現しています。
赤いバラ

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マンチェスター市がかつて属していたランカシャー州にあり、ばら戦争で知られるランカスター家を象徴する「赤いバラ」

当時、マンチェスター市はランカシャー州に属しており、ばら戦争で知られるランカスター家は「赤いバラ」であったことに由来しています。
MANCHESTER CITY/1894

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クラブ名/現在のクラブ名に変更した年

白い円状に描かれています。
いかがだったでしょうか。普段はYouTubeで、サッカーエンブレムの解説動画を投稿しています。世界中のクラブを取り上げていきますので、ぜひご覧ください!