
今回はヨーロッパの「ポルトガル代表」について取り上げていきます!
目次
ポルトガル

▼公用語 ポルトガル語
▼首都 リスボン
▼人口 1,020万人

国名はこの地方の古名ポルトスガレ伯領が転訛したもの。ポルトスガレは、ラテン語のポルトゥス(港)とガレ(温暖な)で、「温暖な港」を意味する言葉です。
天球儀

▼天球儀 大航海時代の輝かしい歴史を象徴する「航海用具」
▼5つの盾 オーリッケの戦いをめぐる初代ポルトガル王アフォンソ1世の伝説にある敵の「五人の王」
▼7つの城 レコンキスタの終わりにアフォンソ3世がベルベル人(ムーア人)から奪い返した「城砦」
▼赤 新世界発見に乗り出した「国民の勇気」と共和制革命で流された「血」
▼緑 誠実と希望

ポルトガルの歴史とは切り離せない「大航海時代」を象徴する国旗になっています。
FIFAワールドカップ

▼出場回数 7回
▼最高成績 3位(1966)
UEFA欧州選手権

▼出場回数 8回
▼最高成績 優勝(2016)
Seleção das Quinas(セレソン・ダス・キナス)

▼キナス 5つの盾の紋章(代表)

エンブレムの中心に描かれている「5つの盾」に由来した愛称で、初代国王がイスラムとの戦いで5つの盾を割られながらも勝利した故事がもとになっています。

・ポルトガルの国章の中心に描かれている盾
・オーリッケの戦いで王が破った5人のムーア人の王を表す「青い盾」
・レコンキスタにおいてムーア人の手から奪還した「城」

・オーリッケの戦いで王が破った5人のムーア人の王を表す「青い盾」
・レコンキスタにおいてムーア人の手から奪還した「城」
・ポルトガルサッカー連盟「F.P.F.」
・騎士修道会のキリスト十字

ポルトガルの国章に由来したデザインになっています。

オーリッケの戦い

1139年7月25日、初代ポルトガル王アフォンソ1世とムラービト朝との間に起きた戦い。ムラービト朝は内部の分裂によって弱体化しており、ポルトガル軍は5つの盾を割られながらも、5人のモーロ人の王を戦死させて大勝したといわれている。

「5つの青い盾」はこの5人の王への勝利を表しています。
レコンキスタ

718年から1492年までに行われた、複数のキリスト教国家によるイベリア半島の再征服活動。

「7つの黄色い城」はアフォンソ3世がベルベル人(ムーア人)から奪い返した城を表しています。
ポルトガルサッカー連盟「FPF」

ポルトガルサッカー連盟の頭文字。

「F.P.F.」の文字が描かれています。
キリスト十字

イエス・キリストが磔刑に処されたときの刑具。主要なキリスト教教派が、最も重要な宗教的象徴とするもの。

国民の97%を占めるローマ・カトリックを表す「十字架」の輪郭をしています。
いかがだったでしょうか。普段はYouTubeで、サッカーエンブレムの解説動画を投稿しています。世界中のクラブを取り上げていますので、ぜひご覧ください!