今回はラ・リーガに所属するエルチェCFについて取り上げていきます!
エルチェ
▼州 バレンシア州
▼県 アラカント県
▼人口 23万人
地中海に面する都市で市街地のいたる所にヤシ園が存在する。重要文化財に指定されているアルタミラ城をはじめ、考古学資料が数多く発見されており、「エルチェの貴婦人」の石像で有名である。
スペインにおける靴製造業の中心地であり、1,000以上の靴工場が存在します。
エルチェCF
▼正式名称 エルチェ・クルブ・デ・フトボル
▼愛称 Los Franjiverdes(The Green-striped ones)
1968-69シーズンにはコパ・デル・レイで準優勝を果たしています。
エルチェ市内に本拠地を置くクラブ全てが合併して誕生した。
クラブ名を改称。
エスタディオ・マヌエル・マルティネス・バレーロ
開場:1976年
収容人数:33,732人
エルチェの貴婦人
エルチェ付近の遺跡で発見された石灰岩の銅像。紀元前4世紀のイベリア人の時代に作成されたと見られる。また、エルチェでは古くから上映されている宗教劇「エルチェの神秘劇」が世界無形文化遺産に登録されている。
エルチェに古くから伝わる信仰に登場する天使(女性)が上部に描かれています。
ヤシの葉
単子葉植物ヤシ目ヤシ科に属し、熱帯地方を中心に広く分布する植物。エルチェ市街地のいたるところにヤシ園があり、その本数を合わせると約11,000万本にものぼる。2000年には「エルチェの椰子園」としてユネスコの世界遺産に登録された。
上部の天使が手に持っているのは、ヤシの葉になります。
アルタミラ城
エルチェ市の中心部、ビナロポ川のほとりにある城。15世紀末にカスティーリャ貴族の初代領主が居住地として建設したものである。スペイン内戦中には捕虜の強制収容所として使用されたほか、現在では考古歴史博物館として保存されている。
エンブレム中央に描かれています。
神殿
かつてローマはエルチェの地を「イリキ(llici)」と呼んで植民都市としていました。このことを象徴するローマの神殿がエンブレム下部に描かれています。
エルチェを象徴する3つのモチーフが町の紋章にも描かれています。
いかがだったでしょうか。普段はYouTubeで、サッカーエンブレムの解説動画を投稿しています。世界中のクラブを取り上げていきますので、ぜひご覧ください!