今回はラ・リーガに所属するカディスCFについて取り上げていきます!
カディス
▼州 アンダルシア州
▼県 カディス県
▼人口 12万人
スペイン南西部に位置するカディス県の県都。大西洋に面する港湾都市であり、アフリカなど各地へ向かう船も発着する。大西洋に面する海岸はコスタ・デ・ラ・ルス(光の海岸)と呼ばれ、美しいビーチとして知られる。
紀元前10世紀頃、地中海交易で活躍し、アルファベットを後世に残したフェニキア人が築いた拠点がカディスの起源とされています。
あのコロンブスが出港した港町として知られています。(第2回目、第4回目)
カディスCF
▼正式名称 カディスCF
▼愛称 Los Piratas
ユニフォームカラ―をビートルズの曲にひっかけてイエロー・サブマリン(The Yellow Submarine)とも呼ばれています。
カディス市民の要望によって設立。
エスタディオ・ラモン・デ・カランサ
開場:1955年
収容人数:20,724人
スタジアム名は、当時のカディス市長ホセ・レオン・デ・カランサとクラブオーナーのフアン・ラモン・ギジェルエロ・モンテーロが由来となっています。
王冠
18世紀のスペイン継承戦争でブルボン家のフェリペ5世のスペイン王位が承認されました。ブルボン家のもとでカディスが大きく発展したこともあり、王国を象徴する王冠が描かれています。
紋章
カディス市の紋章。市のシンボルであるゼウスの息子ヘラクレスと2匹のライオンが描かれている。
クラブカラーの青と黃はこの紋章が由来となっています。
ライオンの後ろに描かれている2本の柱は「ヘラクレスの柱」と呼ばれており、これはジブラルタル海峡の入口にある岬につけられた古代の地名です。
ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸を隔てる海峡。北はイベリア半島のスペイン、およびイギリス領ジブラルタル、南はモロッコであり、西の大西洋と東の地中海をつなぐ出入り口である。地中海側の両岸の岩山は、古代より「ヘラクレスの柱」として知られてきた。
スペインの国旗にもこの「ヘラクレスの柱」が描かれています。
いかがだったでしょうか。普段はYouTubeで、サッカーエンブレムの解説動画を投稿しています。世界中のクラブを取り上げていきますので、ぜひご覧ください!