今回はラ・リーガに所属するアスレティック・ビルバオについて取り上げていきます!
ビルバオ
▼州 バスク州
▼県 ビスカヤ県
▼人口 35万人
ビスカヤ県の県都。かつて鉄鋼業、造船業が栄えたが、1983年に洪水被害もあり衰退した。その後はビルバオ・グッゲンハイム美術館の開館、それに先立つ工場排水に汚染された河川環境の改善などにより、芸術・観光都市として再生した。
スペイン語の他に、バスク語もバスク州の公用語となっています。
アスレティック・ビルバオ
▼正式名称 アスレティック・ビルバオ
▼愛称 Los Leones(ライオン)
愛称のライオンは、かつてローマ人によってライオンの群れに投げ入れられたキリスト教徒であったマメスを、ライオンたちが捕食しようとはせずに後に成人になったという伝説に由来しています。
1912年に最後の外国人選手がクラブから去って以降、選手は「バスク人」に限定するというクラブ方針が守られています。
製鉄業や造船業などに従事したイギリス人労働者によって創設された。
バスク人学生らが土木工学や商学を修めるためにイギリスに渡り、そこでサッカーを学び、ビルバオに戻り、創設した。
ビルバオFCとアスレティック・クルブが合併して誕生。
アスレティック・クラブの創設日は議論されており、クラブ自身は1898年創立であると発表していますが、本当の設立年は1903年とする意見もあります。
1903年には、バスクの学生がアスレティック・クルブ・マドリードを形成。後にアトレティコ・マドリードとなるクラブでした。
エスタディオ・サン・マメス
開場:2013年
収容人数:53,332人
2025年にはUEFAヨーロッパリーグの決勝を開催する予定となっています。
サン・アントン城
ビルバオにある石造のアーチ橋。サンアントン教会に隣接している。
ビルバオ市の紋章にもサン・アントン橋と教会が描かれています。
ビルバオの州旗
クラブカラーの赤白の由来であり、エンブレム右下にストライプで描かれています。
ATHLETIC CLUB BILBAO
ビルバオはイギリスから初めてスペインにサッカーが伝えられた地域であり、クラブ創設者もイギリス人で、首都地域への反発心もあることから、スペイン語の「アトレティコ」ではなく、英語の「アスレティック」と称しています。
いかがだったでしょうか。普段はYouTubeで、サッカーエンブレムの解説動画を投稿しています。世界中のクラブを取り上げていきますので、ぜひご覧ください!