今回はアジアの国際競技連盟、AFCについて取り上げていきます!
AFC(アジアサッカー連盟)
アジアサッカー連盟(英:Asian Football Confederation)の略称。アジアを中心にオセアニアの一部を含む国と地域の47のサッカー協会を統括している。
▼AFC アジアサッカー連盟(Asian Football Confederation)
▼本部 マレーシア クアラルンプール
▼会員数 47協会
2006年にオーストラリアがOFC(オセアニアサッカー連盟)からAFCに転籍しました。
創設
フィリピンの首都マニラで開催された1954年、第2回マニラアジア大会中に、アジア各国のサッカー協会の代表者らが集まり、1954年5月8日にアジアサッカー連盟(AFC)が設立されました。この時のAFC創設メンバーはアフガニスタン、ミャンマー、台湾、香港、インド、インドネシア、日本、韓国、パキスタン、フィリピン、シンガポール、ベトナム、イスラエルの13か国であした。
UEFAかAFCか
イスラエルはAFC創設メンバーでしたが、パレスチナ問題や中東戦争といったイスラエル=アラブ紛争によって、周辺アラブ諸国との関係が悪化しました。その結果、アラブ諸国を中心とした対戦拒否や大会参加への拒否が続き、試合開催が不可能な状態に陥りました。最終的には1974年に開かれたAFC総会で除名されました。
※最終的にイスラエルは1992年にUEFA(欧州サッカー連盟)に加盟しました。
ソ連が崩壊し、独立した中央アジア5ヶ国(ウズベキスタン・カザフスタン・キルギス・タジキスタン・トルクメニスタン)は、ソ連が欧州サッカー連盟(UEFA)だったため、UEFAかAFCか選択できました。1994年に、中央アジア5か国は一斉にAFCへ加盟することになりました。
※その後、カザフスタンはワールドカップ出場を逃したことから2001年にAFCを脱退し、UEFAに加盟しました。
AFC分割案
2006年にオーストラリアがAFCに転籍したことで、最も広大な領域を持つサッカー連盟となりました。AFC加盟国間では最大8〜9時間の時差があり、長距離移動による疲労の蓄積などが問題視されています。それらを解消しようと様々な分割案が検討されているのが現状です。
※主な分割案は東と西で分ける「東西分割案」となっています。
AFCには、現在5つの地域連盟が加盟しています。
ASEANサッカー連盟(AFF)
南アジアサッカー連盟(SAFF)
中央アジアサッカー連盟(CAFA)
西アジアサッカー連盟(WAFF)
東アジアサッカー連盟(EAFF)
日本は東アジアサッカー連盟(EAFF)に加盟しています。
アジア
アジアの主要都市をそれぞれ黄色の六角形で表現しています。
星
ロゴの右側には、光と幸運を象徴する繊細かつ鋭い星が配置されています。
サッカーボール
AFCの「C」の文字とアジアの都市を象徴する黄色の六角形で、サッカーボールを表現しています。
いかがだったでしょうか。普段はYouTubeで、サッカーエンブレムの解説動画を投稿しています。Jリーグのみならず、世界中のクラブを取り上げていきますので、ぜひご覧ください!